子供の頃、小学生や中学生のころ学校先生から、このようにを教わりました。
日本というのは資源が乏しく、原料等の輸入そしてそれらを加工する等付加価値を加えて輸出なくしては成り立たない国である。一方、戦後の努力で世界のGNPで2位の経済大国になった。世界地図で見ると小さな国なのに、立派な国だなあと、子供心に誇らしく思いました。
そして学生のころ、トヨタ、ソニー、ホンダなど世界を相手に仕事をする企業をみて、とても憧れました。Japan as No1といわれた時代です。私は学校を卒業して、メーカーの海外営業担当として、社会人としての職を得ました。立派な先輩達の後ろ姿を見て育った時代です。そうした企業の多くは製造業、第二次産業です。
一方その後の世界の経済状況を見ますと、1995年から2010年までの15年間、世界のGDPは約2倍になっています。その間、中国は8倍、米国と韓国は2倍と世界全体の成長と同じ伸び。一方、日本経済は15年前とほぼ同じです。
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| 名目GDPの推移(C)世界の経済ネタ長 |
昨今、近隣諸国と様々な摩擦が生じる原因のひとつは、このような経済の弱さにもあると思います。またその原因のひとつが、私たちの世代が内向きになった。またその次の世代はもっと内向きになっている。ことにあるのではないでしょうか。おそらく中国や韓国の若者は私たちが子供の頃のような教育を受け、自分たちの祖国に誇りをもっています。そして、世界を相手にしています。
私たち経済人は、特に私たちの世代はもう一度、世界を舞台に仕事をする、そしてそういう姿を次の世代に見せる必要があるのではないでしょうか?できれば第二次産業だけでなく、第三次産業の企業がそれをすることが大切だと思います。それが、この国が活力を取り戻し、次の世代に引き継ぐための私たちの世代の責任ではないかと思います。

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